コマデリが毎月第2,4日曜日に出店しているアートフォーラムあざみ野で、横浜市民ギャラリーあざみ野主催のあざみ野カレッジ「コロナ禍で芸術祭をつくる仕事」を9月5日に受講してきました。

講師は、横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員で、札幌国際芸術祭2020統括ディレクターの天野太郎さん。コロナで開催中止になってしまった札幌国際芸術祭について、その経緯や、ココでしか聞けない裏話など、たっぷり2時間、興味深く聴講しました。そして何より、天野さんの話を直に聞ける贅沢な時間でした。

実は、昨年3月には、天野さんによる、札幌国際芸術祭の構築と構想についてお話を聞いていました。

一方、コロナ禍で初の大規模な芸術祭開催となった現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2020」に、あざみ野カレッジと同じ週の9月1日に行ってきました。

今回のヨコハマトリエンナーレの展示内容は、偶然とはいえ、AFTERGROWというタイトルからも垣間見るように、コロナ禍だからこそ、改めて考えてしまう作品が多く、アートと、歴史や情勢というのは不思議と重なり合ってしまうのを、目の当たりにしたような気持ちなりました。そのため、個人的にかなりハイカロリーな鑑賞でした。